横浜トリエンナーレ2017-赤レンガ倉庫1号館

「横浜トリエンナーレ2017-横浜美術館」の続きです。

横浜美術館から無料バスを利用して今度は赤レンガ倉庫1号館へ。

3階から順番にまわります。

その3階で心を捉えたのがこちら!

ドキュメントというか説明というか、映像が流れた後、突然まわりの家庭用品というか楽器というか…作品が演奏(?)を始めます。


↑ちなみにこれは二層式洗濯機のようです。


↑ギターとワイパーと自転車の複合体。

他にもミキサーやラジオ、掃除機にドライヤー、色々使って演奏(?)します。

あまりのインパクトに2回も見てしまいました。

今でも I want BANANA~♪という曲が頭をよぎります。

写真では伝わり難いのですが、とにかくインパクト大でした。

すぐ横でやっていた重量級の歴史と題した映像作品も面白かったです。(ひたすら重量挙げの選手が寄ってたかって銅像を持ちあげようとするという突っ込みどころ満載なのだけど、なぜか笑ってしまう作品なのです。)

 

 

これは面白い!と思った映像作品。

中に入ると10個くらい(ちょっと数は不確か。)のスクリーンがあり、全て真っ暗なのですが、人が入ってきてカメラを入れたところから映像が始まります。

いくつかの部屋にそれぞれ定点カメラで部屋の中の人を写しています。

ひとつの部屋を映すスクリーンに一人の男の人が入ってきて撮影の説明をします。

説明を終えると部屋から出ていき、フレームアウトするのですが、今度は別の部屋を映したスクリーンに同じ男性が現れます。

この辺りで、あれ?これって同じ家の中の違う部屋をそれぞれ写しているのかな?と気付きました。

それぞれの部屋で各々違う楽器を持った人が同じ曲をハミングしながら合奏し出します。しばらく合奏した後、ひとりまたひとりと部屋から出てフレームアウト。

他の人の部屋を横切ったりして全員で家の窓から庭へ、そして外の草原へ同じ曲をハミングしながら出て行く。

最後は人が出て行ってしまった部屋に最初に説明に回っていた男性がやって来てカメラをひとつずつ切っていきスクリーンが全て消えておしまい。

イマイチで上手に説明出来ないんですが、それぞれの部屋をそれぞれのスクリーンに写すこと、時折別々の部屋がリンクしたりするところがちょっと斬新でした。

 

別の部屋に行くと、突然こんな光景が…。

最初にこの部屋を見て、なんかシュールな画だな…と思いました。

ちなみに皆さんVRを見ています。

中で流れている映像はみな同じなのですが福島の帰宅困難地域内に展示された作品をVRで見るというもの。

そのVRの被り物も作品なのですが、みんなこの不思議な被りものを付けて黙ってぐるぐる回っている姿は物凄くヘンでした。

 

以上、赤レンガ倉庫1号館でした。

この日はここで時間切れ。正午ちょっと前から回りだしたのですが、映像作品をしっかり見たせいか赤レンガ倉庫を出た時点で16時30分近く。

横浜トリエンナーレ2017は17時までなので、横浜市開港記念会館 地下はまた日を改めることにしました。

ということで、このシリーズまだ続く予定です。

2件のコメント

  1. おお、最初の音楽演奏にすごく興味があります。楽しそうですね。

    たまに、パソコンの部品(ハードディスクやフロッピードライブやプリンタ)で演奏する動画がありますが、こっちはもっと大掛かりなので、楽しめそうです。さぞかし、設定というか、組み立ては、うまく音の高さを合わせる必要があって、大変そうですね。

  2. れんとさん。
    この作品の作者は宇治野宗輝さんという方なのですが、ネットで検索すると色々面白いことをしているようです。
    今後、近くでイベントがあったら行ってみたいと思いました。

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