数年前に流行ったウェアラブル端末。
実は2種類持っています。
最初に買ったのは、Jawboneから出ているUP move。
クリップ型の小さな端末で睡眠と運動を記録してくれます。
Bluetooth経由でiPadminiにデータをアップ、専用のアプリで管理します。
ボタンを2回押すと大まかな現在の時間も教えてくれます。
小さいし、クリップ型なのでどこにでも付けられるし、充電式ではなくボタン電池を使っているが気に入っていたのですが、クリップ型で小さいところが仇となり、落とすこと2回。
凄く自分にニーズに合っていたのと、値段もそこそこだったので、3個目を買ったのですが、開封する前にMISFIT RAYという他社から出ている商品が使いやすそうなので、そちらに浮気したのが一昨年の年末。
MISFIT RAYは手首に付けるタイプでプールに入っても大丈夫な防水タイプ。
あまり気を遣わずに付けていられるので便利だったのですが、毎日つけているのでバンドが汚くなってしまい、先日黙々と洗っていたところ、洗い方が過激だったのか中に水が入ってしまったようで反応しなくなってしまいました。(壊し屋がら、健在。)
これは3個目のUP moveを今こそ開封する時なのでは?!と思い使いだしたのですが、久しぶりにiPadminiで専用アプリを立ち上げたところ、画面の下のほうに「ネットワークを利用できません。」という文字が出ます。
以前使っていた時も、携帯の電波が圏外の時にアプリを立ち上げるとこの表示が出たのですが、ちゃんとWi-Fiにつながっているのにいつ立ち上げても同じ表示が出ます。
何かがおかしい…。
気になって調べてみたところ原因がわかりました。
Jawboneが倒産してた。
(ここのページに検索で辿り着いて初めて知りました。『破産手続きに至ったJawbone、その急成長の裏側を語った国内代理店の回顧録が話題に』-やじうまWatch)
UP moveとそのアプリを提供していたJawboneが去年破産したことにより、アプリを立ち上げた時、クラウド上のアカウントに紐付けされたデータにアクセス出来なくなったため、上記のような表示が出た様子。
てっきりいつものようにあたしの扱いが荒くて壊れたのかと思いましたが、全く予想外の衝撃的な展開。
あたしが活動量計を持ち出した2015年当時はウェアラブル端末は流行っていきそうな雰囲気だったので、たった数年であっという間に倒産してしまうとは…びっくりです。
スマホのアプリとか、それに付随するサービスやガジェットの移り変わりの早さに驚いた今日の出来事でございました。
そうなんです。クラウドを使った機能は、提供元の心変わりとか売却や倒産で、簡単に使えなくなってしまうのです。これだって、物(ハード)はちゃんと動くのにもったいないですね。せっかく技術が進歩したのに、却ってしょうもなくなってますね。
なので、僕は、可能なら他者のサービスは使わずに自分でなんとかするか、なくなっても容易に別サービスに移行可能なサービスを使うようにしています。それがなかなか大変なのですが。
こんにちは。がらさんはAOLメール使ってますか?
家はもう20年以上当初から3つ使い続けているのですが、先月AOLからメールが届き
OathーJapanとAolーjapanが統合されるので利用規約に同意を求められました。
内容を読んでそれがどうなるのか判断できず。アドレスをキープする事を第一に考えて、同意をクリックしましたけど、自分の立ち居地が漠然としていて不安になりました。
れんとさん。
クラウドを多用したサービスにはこんな落とし穴があるのだと教訓になりました。
これって、電子書籍とか音楽データにも言えますよね。
お手軽な分、サービス提供会社に依存しきっているので、その会社がなくなると多大な不利益を受ける可能性があるのですね。
でもこういうのって別サービスに移行するのって難しそうです…。
petitcervinさん。
AOLはブログサービス停止した時にすべて引き払ってしまったのです。
なので現状は何のサービスも利用していません。
メールアドレスは変わると大変ですよね…。
まだダイヤルアップの時代に利用していたプロバイダーが2社くらいサービスを停止した経験があるので、プロバイダーが変わっても使い続けられるGmailをメインアドレスにしていますが、Googleが心変わりしたらあたしも大変なことになるかも(苦笑)
最近は無料で使えたり、低額でも便利なサービスがたくさんありますが、こうやってふっとサービスを停止してしまったりと、不安定なものが増えた気がします。
なんだかここ最近物事の移り変わりの速度がはやくてびっくりします。