テラコッタのワックス

山の日を含む三連休。

ずっと気になっていたことをやっつけました。

我が家も今年で築4年を迎えちょっと気になるところが出てきました。

その一つがテラコッタ。

トイレの床がテラコッタなのですが、よくある「トイレ洗浄中」の類の洗剤を使った際、ふと洗剤が床に飛んだら、その部分が色抜けしてしまったのです。

毎日目にするので気になっていたのですが、この連休にワックスをかけました。

 

そもそもテラコッタって何で色を付けたらいいのか皆目見当がつかなかったのですが、どうもブライワックスというイギリス製の木工用ワックスが使えるということがわかったので早速購入。


↑BRIWAX ORIGINAL WAX(アンティーク マホガニー)

 

色々調べたのですが、このブライワックスは主に木工用で、木に塗っている人は結構いるのですが、テラコッタに塗っている人の記事は一つしか見つけられませんでした。

それによると塗った後に亀の子たわしで磨くと艶が出るとのこと。

しかしどのくらいの量を塗るのか、どれくらい放置するのか書いている人がいない。

なので、使い方に若干不安がありましたが、まずブライワックスを冷蔵庫に…。

 

ブライワックスは蜜蝋などが成分なので20度以上になると液体になってしまうのです。扱い易さを重視して一度固まって貰うことに。

その間に養生して、ウエスを用意。

 

固まったブライワックスをウエスに取りテラコッタに伸ばしていきます。

伸ばし出すと気温のせいか、あたしの手の熱のせいか、あっという間に液体に変わっていきます。

擦り込むようにブライワックスを取っては伸ばしを繰り返します。

そんなに強くありませんが、シンナー臭がします。

一度でそんなに色は付きません。なので色ムラが出来にくいですが、全くムラが出来ない訳ではないので、きちんと伸ばさないと拭き跡のようにムラが出るので注意。

ウエスで塗っているので、表面に濡れている感じではなく、なんとく湿っている程度です。

 

その後、15分くらい放置。

表面の湿っている感じはなくなりましたが、触ると…なんだろう…ワックス塗って乾かしただけの床独特の滑りにくい突っかかるような手触りです。

 

ここから亀の子たわしでひたすら擦って磨きます。

磨き出すとすぐにテラコッタに艶が出て、さっきの手に引っかかるような手触りが減ってきました。

 

一通り磨き終えた後、表面を擦ってみると微妙にまだ色が移るようなので、綺麗なウエスで乾拭き。

 

これで完成。

左がワックス前、右がワックス後です。

…うーん、写真で見ると大きな違いは見て取れないでしょうか…?

 

目地も一緒塗ってしまったので、全体に色が濃くなり、艶が出た感じ。

写真には写っていないのですが、洗剤で色抜けしてしまった箇所も目立たなくなりました。ただ見ての通り、色の付き方は弱いのでだいぶ目立たなくなった、という感じです。

 

以上、ブライワックスをテラコッタにかけたお話でございました。

 

おまけ。

思ったより簡単に、かつ綺麗に仕上がったので、調子を良くして1階にある洗面所のテラコッタも塗ってみようと養生をしていたところ、養生テープが切れてしまいました。

そこでふと、「この三連休が明けたらもうセキチューは閉店しているんだ…」と気付きしんみりしてしまいました。

あぁ、とっても手ごろなラインナップで調度良い場所にあったセキチュー。

本当に閉店が悔やまれます。

3件のコメント

  1. テラコッタの床って、見たことはないのですが、肌触りとか良さそうですね。さすが、凝ってらっしゃいます。見た感じ、艶が出てますね。

    ワックスが20℃で液体になるなんて、随分いい素材だなあと思いました。そういえば、オイルも、塗った後は突っかかるような手触りで、乾かして何度か拭きました。

    物は違いますが、僕の机は木でオイル塗りなので、何か(食べ物、酢とか?)を飛ばして白くなったりしないように気を付けようと思います。既に、物を落として何箇所か小さく凹んでますが・・・

    セキチュー、残念ですね。そういえば、実家の近くにもあるのですが、そこはそれほどではなく、カンセキ(ご存知ですか?)やジョイフル本田の方が品揃えが良かったので、地域とかお店によるのかなあと思いました。

  2. ごめんなさい。上のコメント、推敲したら順序が入れ替わって、分かりにくくなっちゃいました。「オイル」は、下に書いた、机用のことです。

  3. れんとさん。
    蜜蝋ワックス系は夏場は液体になりやすい印象です。
    テラコッタは言うなれば、素焼きの植木鉢とほぼ同じです。そこに着色してあるので、こういう色になってます。
    我が家は温水式床暖房なので、フローリングより熱伝導率の良いテラコッタの床が一番暖かく、夏は冷たくてよいです。
    ただ、ものを落とすと素焼きの植木鉢と一緒なので、欠けちゃったりします(苦笑)

    我が家にもキッチンにあたしがなんちゃってDIYした木製の台があるのですが、それはリボスというドイツ製のオイルで着色・保護しています。
    結構油飛ばしたり、クエン酸液こぼしたりしてますが、きちんと水を弾いて汚れずに頑張ってます。
    きっと色抜けしちゃってもまた塗りなおせば復活しそうです。
    ただ凹みは…なかなか難しいですよね。柔らかい気だったら布を当てて高温のスチームをかけると戻ったりすることもありますが…。
    うちも床のフローリングが物を落とすので凹みまくってます。これも味と思って可愛がっていくしかないのでしょうね(苦笑)

    セキチュー。なくなると増々惜しくなります。
    ホームセンターって地域によって結構違いますよね。カンセキって初めて聞きました。ジョイフル本田はなんとなく聞いたことがありますが、どちらも神奈川県にはないようです。
    やっぱり売り場面積の広さも関係しますよね。品揃えの良さって。
    横浜の近くだと、大型のホームセンターはコーナンが多いかもしれません。ただコーナンの大型店舗は郊外型が多く、普段電車バスで生活しているあたしにはちょっと寄れる感じではないのです。
    しばらく近隣のホームセンターを見て回ろうと思います。

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