タイトル通りみなとみらいにあるぴあアリーナ続報。
やっぱりパッと見ると大きな変化はないかも?
じっと近付いて、仮囲いの隙間から見ると地下階の工事が進んでいます。
ぴあのアリーナ建設とは全く関係ないのですが、建築関係の新聞でちょっと気になる話題。
横浜市文化観光局主導で行っている創造界隈(アートを通したまちづくり)。
アート、建築、パフォーマンス、音楽、会議などなど色々な活動を行うための創造界隈拠点が何か所かあるのですが、最初に創造界隈拠点になったのが、「BankART1929 馬車道(旧富士銀行横浜支店)」と「BankART 1929 Yokohama(旧第一銀行本店)」。
どちらも1929年に銀行の建物として建てられた歴史的建物。
どちらも始まって数年でBankARTとしての活用を終えており、その後、なぜか銀行の建物ではない日本郵船横浜海岸通倉庫が「BankART Studio NYK」として創造界隈拠点となり、横浜トリエンナーレの会場のひとつとして活用されたり、アートイベントなどを開催していました。
が、今年の3月いっぱいでBankART Studio NYKも閉じたようです。
市は利用の延長を、建物の持ち主である日本郵船はこの場所の土地活用を望んでおり、建物の老朽化対策などの面でも折り合いがつかなかったため、創造界隈拠点としての利用を終了。
今年の10月末までに現況の建物を除却予定。その後の土地利用は決まっていないとのこと。
そもそもBankARTは、その昔銀行が統廃合を繰り返し、使わなくなった支店建物を活用したもの。
そんなある意味世相を感じる始まり方をしたBankART。
今度は微妙に景気が上向き、みなとみらいに再開発の波が来たことにより、移転しなくてはいけなくなったBankART。
なんか、今後どうなるのか気になって来ました。
以上、ちょっと気になったBankARTのお話でございました。