20200817

夕暮れ時の『今日の一枚』。

今日は少し雲が出る時間帯が多かったので、少し涼しかったように思います。夕方は山に霧が沢山出ていましたが夕立はありませんでした。

庭の水遣りをさぼりたいので夕立が来ないかな…と思う今日この頃です。

 

山道を散歩していたところ、前方の道の脇に謎の動物が。

木陰の暗がりで良く見えないのですが、大きさから犬ではなさそう。猫にしても小さすぎるし、胴体が長くて頭が小さすぎる。

なんとなくイタチかフェレットかな…と近寄ってみると狸でした。

しかも毛がほぼ抜け落ちた狸。

毛が抜ける病気（疥癬症というらしい）に罹った狸でした。

噂には聞いていたけど、こうやって近くにもいるとは知りませんでした。

日本獣医学会の「野生の狸の疥癬症について」というページを見つけたのですが、狸の疥癬症の原因の一端に開発により生息場所を失った結果だとか…確かに近所でも以前は狸がいた広い竹林が別荘のような豪邸になることがあったので、そういったことの繰り返しで住む場所が減って疥癬症になってしまったのかも…。

ちなみに神奈川県のホームぺージにも「野生動物（疥癬症のタヌキ等）の保護について」というページがありました。

神奈川県下の狸界（？）で流行っていて、県にも問合せが多いのかも。

人間だけじゃなくて、狸も色々大変なのね…。

ちょっとしんみりした狸のお話でございました。