新橋演舞場へ行ってみよう。

昨日の出来事。

小田舎な自宅からJRと地下鉄を乗り継ぎ、乗り換えを間違えないかドキドキしながら(過去に都内の電車乗り換えで大きく失敗したことが何度もあり。)新橋演舞場に行ってまいりました。

 

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↑ちょっと遠いですが、東銀座から6番出口を出てすぐのところから見える新橋演舞場。

 

ライブハウスやコンサートホールは関東圏内を問わず色々な会場に行ったことがありますが、お芝居とは全く無縁の生活。

よって新橋演舞場の場所も全く知らなかったのですが、行ってみてびっくり。

以前、仕事で通ったことのある場所でした。

きっとこの建物も目に入っていたはずなのに、注意を払わないと記憶に残らないものなのね。

 

 

さて、普段全くお芝居と縁のない生活をしているあたしですが、今日見にきたのはこちら。

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NINAGAWA十二夜です。

 

TVのニュース番組の中で、この「NINAGAWA十二夜」のロンドン公演を紹介していたのですが、衣装とセットの綺麗さにどうにも気になって、日本公演のチケットを取ったのですが、歌舞伎を見るのはこれで2回目。

 

1回目に見たのは高校の芸術鑑賞会。

そのときのことは記憶にほとんど残っていません。

一陽さんのお話で、幕間にお菓子を食べても大丈夫…くらいの予備知識で会場に到着。

 

 

入口でイヤホンガイドの貸出があったので、借りてみることに。

イヤホンガイド650円、保証金(後で帰ってくるらしい?)1000円と書いてあったので、1000円を出したところ、「1650円です」と言われてしまいました。←イヤホンガイド650円に保証金を足して1000円という意味だと思った。おバカ。(少し恥ずかしかった。)

 

お芝居の筋はシェークスピアの「十二夜」。

話の内容はありがち、というか、凝っている感じはしませんが、見せ方やセットや衣装、早変わり(どうやって衣装を変えているのか不思議でしょうがない。)など見せ場がいっぱい。

イヤホンガイドのおかげで話の筋もきちんとわかり面白かったです。

とくにあたしは洋服が好きなので、カラフルできれいな刺繍の着物にうっとり。

とても楽しめました。

 

 

本編とは全く関係ないのですが、今回歌舞伎を見て驚いたことが一つ。

 

休憩時間が長い!

 

40分も休憩があるのです!

ライブやコンサートに慣れているあたしにとって、この休憩時間があるということ、しかも40分もあるというのはかなり驚き!

 

お弁当の予約がある…という話をちらっと見たのですが、その時、「お弁当って一体いつ食べるのかしら?」と考えていたのです。

でも、この40分間の休憩のとき、お弁当の謎が解けました。

 

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←小倉アイスを買ってみた。

普通のインフォメーションカウンターの上に並べられて売っていた。(もちろん冷凍庫に入っていない。)

凄く不思議な図だったので、とても気になり思わず買ってしまった。

お味は甘すぎず、ちゃんと小豆の風味が生きていて美味しかったです。


しあわせな気持ちで小倉アイスを頬張っていたのですが、ちょうどこの時、イヤホンガイドでは出ている役者さん(歌舞伎の役者さんの名前がわからないので見たけど記憶に残っていない。)のインタビューが流れていたことを自宅に帰ってからイヤホンガイドのパンフレットを見て知りました。

アイスを食べているとき、イヤホンガイドをしたまま歩いているおばさんがいて、「あ、あの人イヤホン取り忘れている」と思っていたのですが、実はインタビューが流れていたのね…聞き損ねてしまったわ。

ちょっと残念。

 

 

2回目の歌舞伎。

思ったより話の筋もわかったし、自分の知らない世界も覗けてとても楽しかったです。

今度は正統派(?)な歌舞伎を見るのも楽しいかも♪

 

以上、新橋演舞場に行ったお話でございました。

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↑また新橋演舞場に来る機会があるだろうか?

6件のコメント

  1.  わー、懐かしい!

     私は昔、歌舞伎俳優さんのおっかけをしている親友がいたので、その子に連れられてよく歌舞伎は観にいきました。
    主に、スーパー歌舞伎かな。京都から名古屋や東京に観に行ったこともあるし、東京出張の時は出張手当をつぎ込んで歌舞伎を観て帰ったりしてました!
     歌舞伎座から新橋演舞場って、すごく近いんですよね。でも新橋演舞場って、歌舞伎座と違ってあんまり目立たないですよね(笑)

  2. 「十二夜」は7月に大阪・松竹座でも上演されるので、チケットを確保しました。
    歌舞伎は年に最低2公演見ます。昔は東京とかに遠征して、新橋演舞場へも何回か行ってます。
    東京の歌舞伎公演をやる劇場って、お土産物屋がやたらと多いように思います。
    歌舞伎座のおぼろ昆布の実演販売はどういう関係なのか謎です。

  3. 私も、歌舞伎は、学校の遠足で一回と、大人になってから超安売り席で一回と2回ほどしか見たことないのですが、2回ともよく判らなかったです。
    でも、歴史があり、奥深いものだから、もっと大人になってからはまりたい、と思っていたのです。
    でも、蜷川さんの歌舞伎は、若いうちに見てみたいですね。
    美しい衣装、美しさも気になりますが、衣装作にどれだけ費用がかかっているのかも、とても気になります!

  4. あんずさん。
    やっぱりちゃんといるのですね、歌舞伎追っかけ(笑)
    あたしにとっては新しい世界でした。

    そう、歌舞伎座の前は何度か通ったことがあったのでこの辺にあると知っていたのですが(周りの町並みから浮いているので気づいた。)、新橋演舞場は今回初めてその存在を意識しました。

  5. kinkachoさん。
    おぼろ昆布?!
    そんな面白い実演販売があるのですか?うーん、気付かなかった。今回もあったのだろうか…気になります。おぼろ昆布の実演販売。

    関西はお土産物屋少ないのですか??
    あたしはあの立派なお弁当に驚きました。
    ロックフェスなど長時間に渡る場合は屋台が出たりするものの、劇場内、しかも自分の座席でご飯を食べている風景って初めて見たので何だか不思議でした(笑)

  6. あづ。さん。
    今回見た演目が良かったのか、イヤホンガイドのおかげか、今回はちゃんと意味がわかりました。
    ちゃんと笑いどころもあって面白かったですよ♪
    でも、古典的(…と表現していいのだろうか?)な歌舞伎は理解できないかもしれません(苦笑)

    衣装。
    秋のF1観戦用に双眼鏡を買ったため、それを持って今回の歌舞伎を観にいったのですが…着物の模様は全部刺繍(金とか銀の糸が使われていた!)だったり、凄く透けるようにきれいで張りのある生地を使っていたりと、お金掛かってそうでした(笑)

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