さて、久しぶりの我が家のお話。
20年近く倉庫代わりにしていた空き家を解体した後、更地になりました。
←更地の状態。
(まだ浄化槽が残っています)
よく家を建てた人達に「更地を見た時、凄く狭く感じる」という話を聞きますが、あたしも例に漏れず同じことを思いました。
決して大きな家ではなく、狭小住宅(一般的に敷地が15坪以下が狭小住宅の定義のようです。)に分類される大きさなので実際に狭いのですが、それ以上に狭く見えました。
本当にここに建った家に住めるのだろうか…?と思うくらい。
その後、浄化槽を除去して空いた穴を埋め戻して転圧、一部段差のある部分を削って基礎を打ちます。
←基礎打ち上がり。
コンパネ(板)ではなく金属製のパネルにコンクリートを流し込んでいたのがちょっと珍しかったです。
金属製のパネルでコンクリートを打ったせいか、コンクリートの肌が凄く綺麗でした。
(部分的にジャンカがあったけど、補修してもらいました。)
基礎が出来あがってから見ると、更地の時に思った「むちゃくちゃ狭い」という印象から解放され、やっとスケール感が狂わなくなってきました。
基礎工事の後、雨天の合間を縫い上下水道の敷設。
意外に春というのは周期的に天気が悪くなるもの。
雨で全く現場が動かない日もありましたが、無事に上棟。
←上棟の翌日の朝に撮ったもの。
上棟の日の朝。あたしが家を出る時には、一つ前の写真にあるように基礎だけの状態だったのに、夜帰ってきたら左の写真のような状態になっていました。
わかっていたけど驚きです。
ちなみに敷地の条件の関係でユニック(重機)を使わず、手起こしで上棟したとか…。
あたしは全く見ていない(仕事に行っていた)のですが、時折見た両親が言うところによると「とても大変そうだった」そうです。
そうよね…鉄骨やコンクリートなどに比べたら木材の比重はかなり軽いけど、通し柱などは長いので取り回しが難しいし、重いから確かに大変そう。
以上、我が家の建替え計画のお話(続報)でございました。
家を建てるのは、ひとの家でもわくわくします。
基礎に通気口がありませんけど、、根太を乗せる前に何か入れているのでしょうか?
2枚目の建ちあがった写真で根だの下が黒いですよね。。
床下収納も出来そうですね!
おもしろーい
棟上げの骨組み?って1日でできちゃうんですね。
基礎だけ見ていると大きさの検討がつきませんが、骨組みが乗ると途端にお家らしくなりますね。
TVのビフォー&アフターを見るのが好きなんですが、あれって基礎や骨組みを無理に残して「リフォームです」ってやっているから、いっそ全部壊して建て替える方が楽だろうにと思ってしまいます。
がらさんのお宅は基礎から全部建替えなので、見ていて気持ちがいいです。
あと、今回の記事は専門用語が多いのも楽しかったです。
petit cervinさん。
お家建てるのわくわくしますか?
あたしは必要に迫られてなので、ちょっと負担が大きいです。(苦笑)
でも、多分家を建てるなんて一生でこれっきりだと思うので、ちょっとは楽しみたいと思います。
そうそう、最近は通気口を開けずに基礎と土台の間に「基礎パッキン」というゴムを噛ませて通気する方法が主流なのです。
(今ちょっと探してみたらそれらしい建材屋さんを見つけました。こんな感じです→ http://www.joto.com/feature/dakara/dakara03.html)
高さが90cmしかないので、まっすぐ立てないのですが、室内から基礎内に入る扉を付けて貰う予定です♪
daysofWLAさん。
そう、一日で出来ちゃうんですよ!(笑)
大抵どこのお宅でも一日で上棟します。基礎の周りに土台を回して、その後足場を立てまで終わったら、上棟の日に柱と梁、そして屋根の下地板までは1日で終えるのです。
本当に朝まで基礎=地面付近しか工作物がなかったのに、夕方には2階建が出来ていて、びっくりです(笑)
専門用語…使ってますか?
あ、「手起こし」とかあまり言わないのかな?
20年近くこの業界に身を置いているので、専門分野でなくてもなんとなく耳にしている言葉が多いので知らず知らずのうちに使っているのかも。
設計屋さんと打合せに行くと、母だけが専門外の人なので話についていけない…と嘆いておりました。
最近話題になったのが「ピンコロ」です(笑)