我が家お家建替え話。
まず床下換気口の話。
コメントでpetit cervinさんから「基礎に通気口はないの?」とのお話があったので、写真を撮ってみました。
少し前までは基礎内の通気のために、床下換気口という幅300~500mm、高さ120~200mmくらいの長方形の穴が基礎に開いており、そこに鋳物のガラリが取り付けられていることが多かったのですが、最近は「基礎パッキン」なるゴム製のものが鉄筋コンクリートの基礎と土台の間に挟まっています。
↑下が基礎、上に見える木材が土台。その間に挟まる黒い四角いものが「基礎パッキン」。
厚さ(基礎と土台の隙間)は大体2cmくらいです。
あたしの中の知識では、『基礎の長さ5mごとに床下換気口を設けなくてはいけない』という決まりがあった気がするのですが(うろ覚え)、近頃は基礎と土台の間全てにこの基礎パッキン挟んでいるため、高さ2cm、基礎の外周がぐるっと換気口になるようです。
さて、今回の本題。
家というのは色々な要素があるもの。
去年9月くらいからあちこちショールームを回り、お風呂(ユニットバス)、台所、トイレなどの設備機器を決定してきました。
これと言ってこだわりがないので、決めるのに苦労しましたが、なんとか選んでほっとしたのも束の間。
今度は内装関係のタイルを決めなくてはいけないことに。
タイルと言えば…INAX(現在はLIXIL)しかイメージのないあたしでしたが、知人に名古屋モザイク工業というタイル屋さんがある教えて貰い、東京にショールームがあると知ったので、ちょっと見に行ってきました。
←お花型のタイル。
フィオレッティという名前のタイルです。
色は白・黄・緑の三色展開なのですが、白のタイルに白目地で貼るとキルティングのようでとてもかわいい。
すっかり気に入ってしまって、洗面器前の壁に貼るタイルに決定。
しかしこういう小さな変形タイルは往々にして物(タイル)の値段も、貼り手間(施工費)も高い…。
わかっていても、どうしてもこれがかわいくてこれに決定。
…こうやってちょっとずつ見積価格より値段が上がっていくのね…。
そしてもうひとつ気になったタイルがこちら。
コラベル というタイルです。
キッチンの壁に貼るタイルを探していたのですが、目地の部分が油撥ねや水撥ねで汚れるため小さいタイルを貼る=目地が多いため、一枚がそこそこ大きいタイルがお勧めとのこと。
でもあまり広くないキッチンであることに加え、窓があるため、割り付け面積が狭いため、あまり大きいと小さく割って貼らなくてはいけない。
小さくてもダメ。大き過ぎてもダメ。
ショールームを回って見るて、いいなぁと思うのは小さいタイル。(何故か小さいタイルの方が愛らしく見えるのです。)
どうしたものかと悩んでいたところ、目に入ってきたのがこのタイルでした。
↑色が豊富な変形のタイルです。
10角(1cm四方)などと比べると大き目の64×56mm(変形ですが…)。
これくらいなら目地が少なくて良いのでは?!と安易な考えで選択。
よくよく考えると目地がまっすぐではないし、掃除しにくそうなのですが、なかなか個性的で面白そうなのでこのタイルを貼ることにしました。
フィオレッティもコラベルもノリで決めてしまいましたが、果たしてどんな仕上がりになるのか…?!
楽しみであります。
以上、タイルを決めたお話でございました。