みなとみらいに建設予定のチケットぴあが企画している大型アリーナ。
ブログでも以前記事にしましたが、建築関係の業界紙に続報記事が出ていました。
このアリーナ、土地を所有する三菱地所から賃借して建てるのですが、賃借期間は2017/12/1~2050/11/30までの33年間。(ちなみに賃料まで載ってました。賃料総額は181億6400万円。もう高いのか安いのかよくわかりません…。)
33年後、もしかするとなくなる可能性があるのかも?
まだ地業すら始まっていない建物の終わりのことを考えるのも変な話ですが、33年後どうなるのか気になります。
ちなみに12/7地鎮祭を行い、いよいよ着工するようです。
これからはちょくちょく建設予定地の近くを通って様子を見ようと思います。
ちなみに、ぴあのホームページにはパースが載ってました。
(詳しくはこちら「ぴあがオープンする横浜・みなとみらい地区の新音楽アリーナ、いよいよ12月着工!/新アリーナNEWS vol.1」をどうぞ。)
どうやら座席は地上4階の縦に長い形に配置されるようです。それにより観客席とステージの距離が近くなることを狙っている様子。
よこすか芸術劇場という京急汐入駅近くにあるホールも似たような作りなのですが、アリーナクラスでこのつ造りはちょっと面白そう。今後が楽しみです。
それともう一つ。
みなとみらい21内の60・61街区の一部の事業者公募していたのですが、11/8に事業予定者が決定。
それと同時に事業提案が公表されたのですが、これまたびっくり。
また音楽専用アリーナが企画されています。
元はマリノスタウンだった60・61街区。現在は広大な空き地になっております。
61街区の一部、とちのき通り沿いの富士ゼロックスを挟んだ角地には横浜アンパンマンこどもミュージアムが移転してくることが決まっていますが、残りの61街区の一部と60街区の一部、敷地内でもとちのき通りから奥まった場所が今回の建設予定地。
この場所、少し前に木下大サーカスがテントを張ってサーカスをやったり、時折イベント用地として使われていましたが、音楽専用アリーナ、ホテル棟、オフィス(賃貸)棟、展示施設棟が建つようです。
事業予定者は、株式会社ケン・コーポレーション。
着工は平成31年6月。竣工は平成33年。
延べ面積はぴあの大型アリーナは21000㎡に対し、この新たに発表された音楽専用アリーナは33055㎡。
ん?!ぴあより広いのね?!
2万人規模のアリーナを予定。
こちらはぴあとは違い、事業予定者が建物もの土地も所有するそう。どちらかと言えば恒久的な施設になるのかもしれません。
しかし隣のブロックがOKストアなのがなんとも不思議な感じです。
新しく建つ建物がある一方で、元セキチューだった場所はきれいに建物が除去されていました。
この仮囲いの向こうに2階建てのセキチューが見えていたのに、すっかり姿を消していました。
開発が進んでいくのはワクワクするけど、良く立ち寄っていた店が消えてしまうというのは何だか寂しいものです。
以上、みなとみらい付近の音楽ホール建設ラッシュのお話でございました。
ステージに近いホールはいいですね。ただ、左右が広くなると、音のバランスの悪い席が増えるのが欠点です。まあ、クラシックのことを考えるとそうなのですが、アリーナというくらいなので、ポップ音楽がメインでしょうから、大丈夫でしょう。それに、奥に長いと演奏者が見えないし、奥だと音質や音量が悪くなってしまうので、どちらがいいとは言えないですね。
よこすか芸術劇場は懐かしいです。確か、ホテルのところにありましたね。入ったことはないと思いますが、通勤で国道16号を通過してましたよ。
Webを見たら、ホテルは変わったのですね。昔はプリンスホテルだった気がします。バブリーな時代でした^^
れんとさん。
よこすか芸術劇場。地元では学校の芸術鑑賞会の会場になっていましたし、その後もライブのため複数回入ったことがあります。会場が円筒形でなんだかおもしろいのです。あたしとしてはよこすか芸術劇場になる前のEMクラブのイメージがいまだ抜けません。
そうそう、最初はホテルでしたね!
プリンスホテルは磯子にもありましたが、新横浜以外は廃業してしまいましたね。確かに横須賀も磯子も立地が微妙だったから…納得はできるかも^^;
音の悪さと言えば、アリーナクラスで2,3階席の下に入ってしまう座席はポップ音楽で音がひどいです。日本武道館とか元々音楽ホールとして建てられていないせいかよほど気を使っているアーティストでなければ、場所によっては本当に音が酷いです。