消費増税前にどうしても片付けなければと思っていたことのひとつを先日やっと完結しました。
それは…
パソコンの廃棄でございます。
写真のパソコン(写真はモニターのみですが、本体もあります。)は、本体と液晶画面セットで買ったソニー製のPCV-HS50という機種。
ある日を境に挙動がおかしくなり、新しいパソコンを買いました。
その後、家のことでバタバタしだし、引っ越しが終わって少し落ち着いたので捨てようと思ったのですが、気付けば電源すら付かなくなってしまいました。
その時はそこで挫折してしまったのですが、リサイクルマークが付く前のパソコンで捨てるのにもお金が掛るため、これだけは増税前に片付けようと心に誓った訳でございます。
しかし、意外にこれが面倒だった。
問題1:電源が付かないので初期化できない。
ハードディスク上のデータ消去してから捨てるようにと、ソニーパソコンリサイクル受付センターのサイトには書かれています。
しかし電源すら付かない状態。
一体どうしたらいいのか、ソニーパソコンリサイクル受付センターに電話したところ、回収されたパソコンは粉砕処理をしてパーツに分けるため、こちらを信頼して(個人情報が漏洩しない前提を了解して)そのまま出してもらうか、もしくはハードディスクを壊して送ってもらうか、どちらの方法でも良いとのこと。
粉砕処理をするので少々壊れていても問題がなく、輸送中に破片が落ちたり、破損して危ない状況でなければ問題がないそう。
ちなみに、大抵の人はハードディスクを壊さずそのまま出す人が多いそうです。
この問題はこれで無事解決。
よし、これでパソコンを捨てるための手配が出来る!と思い登録を始めたのですが、ここでまた問題発生。
問題2:モニターの型番が分からない。
捨てる際に、まずソニーパソコンリサイクル受付センターにて廃棄するパソコンの型番を登録して、リサイクル料金を支払うのですが、パソコン本体とモニター、それぞれ別料金のため別々に登録します。
まず、デスクトップパソコンを選択。
注釈に型番について書かれています。
「デスクトップパソコン :HB-、PCV-、SMC-、VGC-、VGX-、SVで始まる型名を入力してください。」
PCV-HS50を入力。
続いて、液晶ディスプレイを選択。
こちらも同じく注釈に型番について書かれています。
「液晶ディスプレイ :PCVA-、PCVD-、VGP-、SDM-、CPD-L、SMF-、MFM-で始まる型名を入力してください。」
…最初にも書きましたが、パソコン本体と液晶ディスプレイをセットに買ったため、てっきり液晶ディスプレイも本体と同じPCV-HS50という型番だとばかり思っていたのですが、PCV-HS50を入力しても全く受け付けてくれません。
液晶ディスプレイの裏を見たりひっくり返したりしても、型番の表記が見当たりません。
しょうがないので、またソニーパソコンリサイクル受付センターに電話をしました。
受付の人の話によると、本体とディスプレイをセットで買ったとしてもディスプレイには別個に型番があり、後ろのカバーを開けたところや底面などちょっとわかり難いところにあるとのこと。ただ、電話したリサイクル受付センターでは、PCV-HS50に付属していたディスプレイの型番を調べることが出来ないと言われてしまいました。
出先だったので、自宅に帰ってディスプレイを見てみると、たしかに後ろにカバーがあります。
ここを開けたら中に型番が書いてあるに違いない!…そう思い、マイナスドライバーでこじ開けようとしたのですが、なかなか開きません。
ディスプレイと格闘すること数十分。
ふと弾みでディスプレイの角度が変わりました。
こんなところに型番が!
ちょうどこのパソコンが出た頃、タッチパネル式のディスプレイが出てきて、この機種も画面が水平になって紙に文字を書くように、画面に書けるというのが売りだったのを思い出しました。
しかし、こんなところに型番が書いてあるとは…裏面のカバーと格闘した時間はなんだったのだ…。
とりあえず、ディスプレイの型番も無事にわかったので、サイトで登録し、料金をクレジットカード払いにして申し込み完了。
その後、パソコンとディスプレイをリサイクルセンターに送るための伝票が郵送されてくるので、それを受け取り、自分でパソコンとディプレイを梱包し、それぞれに伝票を貼り、ゆうパックに集荷を依頼して終了。
うん。
道のりは長かった。
捨てると決め、パソコンたちをゆうパックに預けるまで1か月も掛ってしまいました。
問合せ先が土日祝日はやっておらず、平日も10:00~17:00までだったので、どうしても電話をするタイミングを逸してしまったこと。そしてパソコンを梱包するのに手間取った(パソコンが入る大きさの段ボールって意外に見つからなかった。)のが敗因でした。
以上、ちょっと面倒だったパソコン廃棄のお話でございました。