○○タワーへ行こう!

以前はよく地方ライブに行っていたのですが、近くにお城や古い建物、そして○○タワーと呼ばれるものがあるとついつい行ってみたくなります。

特に○○タワー系は微妙なもの多く、結構面白いです。

過去に行って面白かったのは日本海タワー。(※既に廃業している様子。)
展望台が25分で1周するタイプ。
しかし日本海タワーがある新潟県出身の人に聞いたところ、誰も知らないというマニアックというか微妙なタワーでした。

そんなあたしが気になっているタワーがこちら!

ちょっと写真の文字が見えにくいのですが「横浜港シンボルタワー」です。
この案内板は横浜駅東口バスターミナル(横浜そごう外側の通路)にあるのですが、以前横浜駅からバスに乗りたくて何系統か案内板で確認していたところ目に入りました。

横浜あちこちふらふらしていますが、こんなタワー見たことないし全然知らない。

どうやら本牧方面らしい。

すごく気になる。

気になりつつもコロナ禍に入ってしまったため、出掛けるタイミングを逃していましたが、とうとう行ってきました。

ちなみに本牧方面というぼんやりした認識でしたが、本牧埠頭のずーっと先端の方にあってバスが1時間に1本しかない場所でした。

たまたま乗ったバスが目的地バス停である「横浜港シンボルタワー」より二つ前のバス停「港湾カレッジ前」行きだったのですが、二つ手前と言っても1.5km離れており、埠頭内なので道は舗装路で木もほとんど生えていないため日陰もなくとにかく暑い!(※この日は最高気温30度)
途中でちょっと来たことを後悔しました。

←途中にコンテナを積む荷台のみが立てて収納されていた。
ホイストとかクレーンとか見当たらなかったのでどうやって立てているのか不思議だった。

歩くこと25分。

堤防に阻まれて全く姿が見えなかった横浜港シンボルタワーですが、見てびっくり。

何これ!!
変な形してる!!!

なんだろう…すごくバブルの匂いがします…。

案内板があったので消えかけた文字をなんとか見たところ、どうやら横浜港シンボルタワーは昭和61年に作られた灯台だそう。

昭和61年。
なんか納得してしまったのはあたしだけだろうか。

早速灯台に近づいてみます。

芝生の生えた古墳のような小山を上ります。

次に灯台の建物に入るための階段を上ります。
なんかマヤ文明の春分と秋分に蛇が見えるピラミッドみたいだな…。

階段を上がり切ると謎の貝の彫刻が。
「遥かなるもの・横浜」という名前だそうです。
ちなみにステンレス製だそうです。海風浴びまくるから錆びちゃうもんね。

貝の彫刻の裏側に灯台の展望室に上がる階段入り口があります。

階段は140段だそうです。
展望台はGL+24m(海抜42.4m)。

非常にこじんまりとした展望室ですが、方角ごとに案内板が。


ちょっと霞んでいますが、左に房総半島、右側に三浦半島が見えます。


灯台の両側にあるチューブ状構造物は展望ラウンジと呼ばれる歩道…ペデストリアンデッキ?みたいなものでした。実益というより見た目重視感たっぷりでした。バブル…バブルの匂いが。

この施設、駐車場も比較的安く(時間によって料金が違うが5時間以上で500円)台数もそこそこ停められるため、車で行くことをお勧めします。バスを使う場合は必ず「横浜港シンボルタワー行き」に乗り、帰りのバスの時間を必ずチェックして下さい。

ちなみに灯台に人はあまりいませんでしたが、施設内の芝生にドッグランが設置されていてとても賑わっておりました。

以上、気になっていた「横浜港シンボルタワー」に行ったお話でございました。

2件のコメント

  1. 1988年(昭和63年)に竹下内閣ふるさと創生1億円で、
    長野でスパリゾートのような温泉施設があちこちできました。
    そのはしりのような施設でしょうか?35年間しっかり管理されているようですね!

  2. petitcervinさん。
    ありましたね!ふるさと創生金。
    なんか変わったものを純金で作って町おこしとか。今思うと本当に不思議な時代でした。でも最近の世知辛さを思うと良い時代だったのかもしれませんね。

    横浜港シンボルタワーは海沿いにある割には発錆もそんなに多くなかったので、一応補修はされているようです。
    内部に雨水と思われる水溜まりが出来ているのが気になりました。
    ちなみにここから横浜ベイブリッジが見えたのですが、横浜出身の友達によると、ベイブリッジの橋の裏側に展望台(スカイラウンジ)があるらしく現在は工事中なのですが、来年春ごろに開放再開するとか。
    意外に近くでも知らない面白いものがあるものです。

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