駅からハイキング<2>横須賀駅その2

長くなってしまったので、二つに記事を分割しました。
「駅からハイキング<2>その1」の続きです。

YOKOSUKA軍港めぐりの船を降りて、②から駅からハイキングを再開します。

②逸見波止場衛門

現在はヴェルニー公園内にあるこの建造物。
昔は軍港に入る門だったそう。

③戦艦陸奥の主砲

戦艦…陸奥…と言われてなんとなく艦これを思い出したのはあたしだけだろうか?
これも現在はヴェルニー公園内に置かれています。

④ヴェルニー公園記念館(スチームハンマー)

ヴェルニー公園が整備された時(昔は仮囲いに覆われていて中に入れなかった)同時に建てられた記念館。
記念館内で展示されていた最古のスチームハンマー(蒸気の力で鉄を打つためのハンマー)がチェックポイントだったようなのですが、きちんと読んでいなかったため写真はなし。


あぁ、なんか船の模型しか写真撮ってないよ…。
ちなみに横須賀市文化スポーツ観光部観光課が作っているサイトに写真が載っていたのでよかったらそちらでどうぞ。→スチームハンマー

ヴェルニー公園を後にしてひたすら国道16号を歩いて道を曲がると次のポイント。

⑤鹿島神社

⑥吉倉公園

公園内に芥川龍之介の「蜜柑」の文学碑と作中に出てくる女の子の銅像があります。
大雨に見舞われうっかり写真を撮り損ねました。
…今回こういうのが多いです。

ここから次のポイントに向かいます。
が、貰った地図の縮尺の関係で道がよくわかりません。
どうやら交番の近くから山の上に上がるような雰囲気なのですが、トンネルしかないところから上に上がるような雰囲気。
うろうろした挙句、やっと気づきました。
トンネルの横に道がある!!(Googleのストリートビューはこちら。トンネルの右側の細い階段の道を上がります。絶対見落とすって。)

急な坂を上がっていく途中振り返るとさっき軍港めぐりで見た港湾内が見えます。

⑦安針台公園

何か工事中のようでよく見えませんが一応公園です。
この公園の奥から横須賀港を一望出来るそう。

フェンスがあったり植物があったりで、チビのあたしには上手く撮れなそうなので一緒にいた友達に腕を伸ばして撮ってもらいました。
うーん、生憎の天気なのでよくわからない。
きっとお天気だったら、軍の船がいっぱい写るのだと思われます。

急な坂を上ってきたので、また急な坂を下ります。
本当にかなりの急坂なので、転んだら終わりだと思ってドキドキしながら下りました。
横浜も丘が多く坂が多い印象ですが、横須賀は坂は坂でも急坂や階段が多い印象です。

次のポイントに向かうのですが、またしても道に迷います。
ここはルートを作った人もわかりにくいと思ったのか、「安針塚駅入口」という信号と複雑な交差点を拡大図で書いているのですが、それでもさっぱりわからずに交差点の信号を渡ったり戻ったりGoogleマップで目的地の「日ノ浦明神社」を検索したりしてもどこからその神社に行ったらいいのかわからずに付近をうろうろすること数分。
(複雑な「安針塚駅入口」の交差点はこちら。日ノ浦神明社の地図はこちら。)

交差点から家を一軒通り越し、駐車場の奥に鳥居と階段を見つけました!

ちなみに結構な階段で数え間違ってなければ92段でした。

⑧田ノ浦明神社

この神社は海の方にあったらしいのですが、軍用地となったため移転してこの場所にあるそうです。

⑨比与宇トンネル

駅からハイキングの説明の紙を見ると「貨物車が一度トンネル内に侵入してスイッチバックして方向転換したため、2方向から引き込み線がつながっていました。旧海軍軍需部の弾薬の積み下ろしがトンネル内で行われていたため、線路と車道が並ぶ珍しいトンネルでした。」とかかれていますが、線路なんてありません。
普通のちょっと狭い横須賀市内によくあるトンネル。
何が珍しいのだろうと思いながら通過。

トンネルを出ると…!

さっき軍港めぐりで船から見えた変な建物が!!

海側から見たときは円柱の上に建屋だけが載っているように見えましたが、陸側から見ると円柱の横にちゃんと地面から上まで建造物があります。ここにリフトか何かが入っているのかな?

この建物に付いているマーク。
少し先に行ったら、そのマークが付いている社屋を発見。
会社名が判明しました。

相模運輸倉庫株式会社というらしいです。

そこから色々調べてみると分かったのが、あの不思議な円柱が並んだ建屋(?)はサイロのようです。

⑩長浦倉庫群と引き込み線

先程のサイロもそうですが、古い倉庫がこの辺りにはたくさんあります。
先ほどの比与宇トンネルもそうですが、何に注目してどれを見たらいいのか分からず、とりあえず写真を撮って帰ってきたのですが、後で来て調べたところ、今はかなり再整備が進んで昔の姿が失われているようです。
今はほぼ線路もなくなっていますし、倉庫群は私有地なのか公道なのかわからず入ることを躊躇いましたが、過去に書かれた記事を見て姿を知ることが出来ました。

昔の比与宇トンネルと長浦倉庫群。
横須賀市ホームぺージ
横須賀ルートミュージアム
トマソン隊が行く 田浦港町比与宇廃線  2010年9月7日

どうやら地下壕などもあったみたいで中に入った人もいるみたい…。
Digital Artworks TeeART Blog.  [戦跡] 久しぶりに比与宇地下壕に潜ってみた  2018-03-06

⑪海上自衛隊第2術科学校(海軍通信教育発祥記念碑)

写真が見にくいですが碑が左寄りに写っています。

⑫田浦神明社

⑬七釜トンネル(JR田浦駅構内)

時々鉄道の番組なんかで紹介されるトンネル。
JR横須賀線は逗子駅から久里浜駅間は11両編成もしくは4両編成で運行しているのですが、11両編成だと田浦駅のホームが短いため先頭車両の一番前のドアはこのトンネルの中に入ってしまいドアが開きません。
田浦駅で降りたいなら、先頭車両の前から2番目より後ろのドアから降りなくてはいけません。


七釜トンネル逆側から。

ゴール JR田浦駅

さて、今回の「駅からハイキング」。コースの設定所要時間:約3時間、歩行距離:約5.5kmとなっていますが、実際の距離を見てみると…。

歩行距離は15.3km
前回の川崎の「駅からハイキング」に比べると少なめに感じます。
(もう基準がおかしくなっている。)

さて次はどれくらい歩くのかな?
まだまだ続ける(予定)の「駅からハイキング」です。

2件のコメント

  1. がらさん、こんにちは。
    歴史ある風景が身近にあるのですね。しかも、近現代の建物!!
    kinkachoもハイキングに行くと、歴史ある風景には遭遇しますが、飛鳥時代~平安時代のものが多いです。

  2. kinkachoさん。
    横須賀は「歴史ある」というか、軍(旧日本軍、自衛隊&米軍)の町なので、ほとんど戦争関係の遺構や建物がほとんどです。

    飛鳥時代から平安時代!!歴史の古さが桁違いだ!
    あたしは建築関係なので、京都の仕事の時に工事中に何か出土しまわないように社内のみんなで祈っていたのを思い出します(笑)

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