ヨコハマトリエンナーレ2020

3年に1回の開催される横浜トリエンナーレ。

今年はヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」と題して7/17(金)から10/11(金)開催中です。

ということで、行ってまいりました。

今回は横浜美術館、プロット48、日本郵船歴史博物館の3か所が会場。

新型コロナウィルスの影響で横浜美術館のみ日時指定してのチケット。
プロット48(旧・アンパンマンミュージアム)は横浜美術館で指定した日なら時間は特に指定せずいつでも入れます。
日本郵船歴史博物館はチケットを持っていれば会期中ならいつでも入館可能。

ちょっとややこしいです。

それに加え、事前に予約が必要な体験型のプログラムが3つあります。

3つのプログラムは、
プロット48の 飯川雄大さんの作品「デコレータークラブ 配置・調整・周遊」
横浜美術館のモレシン・アラヤリさんのVR作品「未知を見る彼女:ヤージュージュ、マージュージュ」
横浜美術館のランティアン・シィエさんの作品「私が動くと、あなたも動く」

折角行くのだからと思い事前に予約してみました。
こちらは予約日の2週間前の午前0時に予約開始ということで、2週間前の真夜中に気合を入れて予約。(ライブチケットのチケット取りを必死にしていた過去があるため、ついこの手の予約に燃えてしまう人。)

当日はプロット48(旧・アンパンマンミュージアム)から。

雨が降っていたのですが、傘立て(ちゃんと鍵付きのもの)が沢山あったり、プロット48から横浜美術館を移動する際に使える貸し出し用の傘があったり、ロッカーも完備されており、休憩所まであるので快適。

展示もゆったりとスペースが取られており、ゆっくり見られました。

中庭から。

このフェンスは柱脚部を見てもらうとわかりますが、ロッキングチェアのようにゆらゆら揺れます。

ここで予約していた飯川雄大さんの作品「デコレータークラブ 配置・調整・周遊」に入ったのですが、物凄く面白かった!!

盛り上がり過ぎて写真を一切撮っていないのが悔やまれます。

この体験型の展示、作者の意向でポンと部屋に入れられてそれで終わり。一応案内の係の人からヒントは貰えるのですが…とにかく面白かったです。
途中から、ひたすらLGS(軽量鉄骨壁)の接続と壁の埃に注目しまくる人になりました。

もしトリエンナーレに行く予定だったら、この作品を予約することをおすすめします。


↑お外には金魚ちゃんが居た。

 

次は横浜美術館に移動。

幕が掛かっていてわかりにくいですが、手前の黒い物体が横浜美術館です。

予約していた日時に到着。
雨天だったこともあってかなんとなく人もまばら。


入口を入るとすぐの吹抜けにキラキラの展示。

 
こちらも光っております。
液晶が点いてます。


空気で膨らませた浮き輪のようなものを布で包んだベンチ(?)。

  
電子基盤で作られた作品。

 
役目を終えた家具で出来てます。


特定の日の1日2回、作品の中で体操選手によるパフォーマンスが行われます。

 
こちらは予約した モレシン・アラヤリさんのVR作品「未知を見る彼女:ヤージュージュ、マージュージュ」。

VRなので自分が体験している姿は写真に撮れないため、友達が体験している姿を撮ってみました。

こちらの作品、残念ながらナレーションが英語のみです。
でも係の人に声を掛けると日本語訳の紙を見せてくれます。

過去に海洋研究開発機構の一般公開に行った時に体験させて貰ったのですが、空を浮遊するような映像だったのと、ちょっと機器のサイズが合わなかった(目の焦点が合わない)ので軽く酔った感じになりましたが、このVRは飛んだりしないのと目の焦点がきちっと合ったので酔う感じはありませんでした。

 

そして予約していたランティアン・シィエさんの作品「私が動くと、あなたも動く」。

予約ページの説明に「ウェアラブルロボット(外骨格)を装着し、歩いて体験する作品です。」と書かれていましたが、写真等はないためどんなものかさっぱりわからずに予約しました。

そのウェアラブルロボットがこちら!

係の人に手伝ってもらって装着します。

装着するとこんな感じ。

あたしの服が黒いのでわかりにくいですが、サスペンダーのようなものでバッテリーを肩から掛けており、ウエスト、腰に各1本、腿に2本、ひざ下に2本それぞれベルトで装着しています。
そして渡されたタブレットに身長を入力し、運用開始のボタンを押すとウェアラブルロボットが動き出します。

動いている動画がこちら!

 

完全に翻弄されております。

歩いていると歩幅と足を出すタイミングがズレて滅茶苦茶になっております。

自分でもおかしな動きをしていると思い、一緒にいた友達に動画を撮って貰ったのですが、明らかに怪しい人だ…。しかも通りかかった人に不審者を見る目で見られている。

ちなみに一緒に体験した友達は普通に歩けるとのこと。

もう何度やっても最後には無理矢理歩かされて飛び跳ねて大笑いして終わる…を繰り返しておりました。

このウェアラブルロボット、適用身長:150~175 cm(推奨)、適用ウエストサイズ:70~106 cm(着衣時の目安)とのこと。どうもサイズ的に範囲内ギリギリなのと、あたしの膝をあまり曲げずにぴょこぴょこ跳ねながら歩くおかしな歩き方に機械の動きが合っていないのが愉快な事態の原因のようです。

そんなこんなで色々面白かった(?)ヨコハマトリエンナーレ2020 プロット48と横浜美術館のお話でございました。

日を改めて日本郵船歴史博物館に行く予定です。

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