週末に桜木町駅から動く歩道に乗ろうとしたところ、何気なくロープウェイの駅を見ると…。
支柱の上に人がいる!
(分り難いですが、滑車の上に黒っぽい合羽を着て立っているのが人です。)
しかもよくよく見るとワイヤーを通すためのガイドの紐通している?!
(オレンジ色の紐。)
少し前にロープウェイのワイヤーってどうやって通すのだろう?と不思議に思ったので調べたところ、どうやらガイドの細い紐を人力で全ての支柱間に通した後、その紐に本来のワイヤーを繋ぎ動力で巻き上げて全区間にワイヤーを張るらしい…ということが分かりました。
桜木町駅から運河パークの方にある支柱を見ると確かに細い紐状のものが支柱を通っているのが見えます。
おおお!いよいよワイヤーが通るのね?!
次にこの辺りを通る時にはワイヤーが通っているのかも!
行く度にどんどん出来上がって行って楽しい。
気になるロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」のお話でございました。
トンネル、鉄橋、ロープウェイ…なにごとも『少しずつ 少しずつ』らしいです。
瀬戸大橋(児島~坂出)も、タコ糸を「えいっ!」と投げて、という距離ではなかったので、我が社のRCヘリが…という都市伝説が流布していたらしいです。今ならチャイナドローンでしょうか。絡みついて仕事にならんでしょうにね(笑)
現実には、流線型ウェイトをつけたパイロット糸を、あの高っい鉄塔から風のない時を狙って、何段かずつ少しずつ下ろしたのではなかったかな。次は少し太いロープで上に、その次はスチールワイヤで下ろし…気が遠くなるような登ったり降りたり……←橋の袂の記念館でのうろ覚えです。
子猫ピロピさん。
最後は人力なのですね…。
今のご時世、もっと画期的な方法があるのでは?!…と思いがちですが、やっぱり最後は人力なのですよね。
この写真を撮った時は雨天にも関わらず、作業員の人たちが支柱の梯子の上り下りを繰り返していました。
このロープウェイは全長が大して長くないのでまだ作業の見通しが立つけれど、もっと大きな建造物だと大変だろうと思います。
瀬戸大橋は斜張橋ではなくアンカレイジという形式なのですね。(調べましたw)
メインのケーブルを通すの大変そうですよね…。