久しぶりにMBTに靴を買いに出掛けました。
以前記事にしましたが、日本国内の販売がエバニューの手を離れてから初めての来店。
お店に入ってびっくりしたのが…靴の種類が少ないこと!
お店の人に聞いたところ、以前の商品は3月いっぱいで引き上げたため、今は今季(2018春夏)の商品しか店頭に並んでないからだとか。
これから2018秋冬、2019春夏と季節を重ねていくごとに靴も増えていく予定だそう。
そしてもう一つ驚いたのが値段。
今までエバニューを通していた時と比べて8割くらいのお値段になっていました。
(中間マージンが減った?)
ちょっと安くなって嬉しい。
ということで喜び勇んでおニュー(死語)の靴を買いました。
今調べていて気付いたのですが、今まで日本代理店が日本語のホームページを作っていたようで、その代理店が3月いっぱいで手を引いたので、日本語のMBT公式ホームページがなくなってしまったのですね…。
そんな訳で上記リンクは香港のページ。こういう変化を見るとMBTの今後が心配です…。
シリマシリーズは発売以降、ちょこちょこマイナーチェンジをしながら残っている靴。
発売当初はサイズの問題で買いませんでしたが、その後シリマ21W、シリマ32W、シリマ5S 396W、と買い続け、今回は4代目シリマ6S MJ Wを購入。
いずれもUK3サイズですが、併記されているcm表示は買った世代ごとに数字がバラバラ。21.7cmだったり23.3cmだったり混乱します。
お店の人に聞くとcm表記は、足のサイズなのか、靴の実測サイズなのか、世代によって考え方が変わっているせいで表示にバラツキがあるようです。
cm表記以外の今回の変更点としては、
(1)少し木型が変わり幅広になりました。
シリマはじわじわと幅広傾向にありましたが、初めてUK3サイズで最初から指の付け根が締め付けられない広さになりました。
小さいサイズの靴って何故か幅狭(EとかEEが主流)のものが多いので、極小幅広足としてはとてもうれしい変更です。
(2)中敷きが2枚になりました。
え…中敷き2枚もいる…?と思いましたが、履いているうちに靴が伸びてフィット感が落ちたら2枚目の中敷きを投入したりと、サイズ調整に使うそうです。
木型が変わって幅広さん向けになったのも、もしかすると中敷きが2枚になった理由かもしれません。
ちなみにあたしは中敷き1枚のみでちょうど良かったです。
(3)ストラップのマジックテープが変わりました。
一つ前のモデルのシリマ5S396Wはストラップの上側がフック(ザリザリしていてくっつく面)、下側がループ(もふもふしてる面)という構造。(2つ下の写真を参照のこと。)
フックの素材のせいか、ループ以外の素材にもくっつき易いため、丈の長いスカートを履くと裾にストラップのループ面があちこちにくっついてしまう事態が多発。
あっちこっちにくっついてゴミを拾ってしまうためマジックテープがきちんとくっつかなくなり、製縫が悪いのか最終的にはマジックテープ自体がストラップから剥がれてしまいました。
同じような事例が多かったのでしょうか?シリマ 6S MJ Wはストラップの上側がループ、下側がフックになっており、尚且つフックの素材が変わってループ以外の素材にはあまりくっつかないタイプに変更されていました。
あたしとしては今回の変更は歓迎すべきところが多いのでうれしいです。
おまけ。
1世代前のシリマ5S396W。
マジックテープ部分(MBTではマジックテープをベルクロと呼んでいるようだった。)が壊れている以外はまだまだ履けそうなので、修理に出してみました。
お値段7000円。
高いか安いか判断に悩みますが、これで当分履き続けられそう。
以上、最近のMBTのお話でございました。