駅からハイキング<16>衣笠駅

「駅からハイキング」今回のコースは、コースNo.0222002横須賀の新たな楽しみ方「よこすかルートミュージアム」体験ハイキングコースです。

パンフレットの説明に「横須賀に点在する歴史・文化・自然をルートで巡る「よこすかルートミュージアム」を体験するコースの第3弾です。今回は三浦一族のゆかりの地、衣笠エリアをお楽しみいただきます。」と書かれていました。

第三弾?
横須賀市が市内に点在する開国から近代にかけての歴史的なものを見られる場所をまわる「よこすかルートミュージアム」と呼んでいることは知っていますが、第3弾ということは…第1弾と第2弾はどこへ?

よくよく過去の「駅からハイキング」の記録を見たところ、駅からハイキング<2>横須賀駅が第1弾、駅からハイキング<11>横須賀駅が第2弾だったようです。

さて早速今日の「駅からハイキング」を始めます。

衣笠駅で下車。

ちなみに横須賀線の横須賀駅から衣笠駅、久里浜駅の間は単線です。
線路が1本しか通っていないため、衣笠駅で上下線のすれ違いをします。
衣笠駅の駅舎は開業当時から変わっておらず、瓦屋根のままだそう。

スタート:衣笠コミュニティセンター

駅から商店街を通り過ぎ、衣笠交差点を通り過ぎたところで駅からハイキングのマップを貰ってスタートです。

が、次のポイントが遠いのでひたすら道路沿いを歩きます。
三浦半島民おなじみave(スーパーマーケット)で飲み物を買い、歩いていきます。

①満昌寺

三浦大介義明が建てたお寺。

三浦義明って誰ぞ?…と思い調べたところ、和田義盛(今年の大河では、横田 栄司さんがやっている役。巴に惚れちゃった人ね!!)と三浦義村(大河では山本 耕史さんがやっている役)の祖父だそう。

今年は大泉さんが気になって大河を見ているのでタイムリー。


境内には三浦義明を弔うために源頼朝が植えたつつじがあります。

②近殿神社

近殿(ちかた)神社と読むようです。
三浦義村が祭神の神社です。

③薬王寺旧跡


住宅街にあり、家と家の間を通った奥にあるため、一度通り過ぎてしまいました。
今は大河「鎌倉殿の13人」の黄~桃色のこの幟があるため気付くことが出来ますが、入り口が目立たないです。

ここは和田義盛が父・義宗と叔父・義澄を弔うために創建したお寺があったのですが、1876頃廃寺になったため、お墓のみが残っているそう。

④腹切松公園

腹切りとは物騒な名前ねぇ…なんていいながら、近くのドミノピザでお持ち帰りしたお昼ごはんのピザをぶら下げながら公園に入ったのですが、石碑と説明文を読んだところ、この松の木の下で三浦義明が切腹したそう。(ちなみに松の木は2代目だそう)

え…、ここで?
住宅街の中の普通の公園なのに。


本当に普通の公園で看板にはかわいく(?)丸ゴシックで「腹切松公園」と書かれているのに…。

とりあえずこの公園のベンチでピザでお昼をしました。
美味しかったです。

⑤清雲寺

三浦義継(三浦義明の父)が父・為継のために建てたお寺。初代・為通、二代目・為継、三代目・義継のお墓があります。

ここから道路沿いを歩いた後、山へ向かって道を上がるのですが、途中不思議なものに遭遇。


何か岩山の上に祠のようなものが。


下には洞窟のようなものも。

これは一体なんなのか気になったのですが、民家の奥にあり近づくこともできず、特に案内板がある訳でもなく、googleさんにそれっぽい単語を入れて調べたり、横須賀市の教育委員会(大抵史跡なんかは教育委員会の管轄のことが多いので)を調べたりしたのですがなんなのかわからず。

これは一体なんなのだろう…。
謎のままです。


↑民家の脇から撮ってみた。

⑥大善寺

ちゃんと流行りに乗って「鎌倉殿の13人」のポスターが!!

⑦衣笠城址


大善寺の脇から階段を登ったところに三浦氏のお城だった場所があります。
現在は石碑が立つだけでお城だった痕跡はほとんどありません。
石碑以外はこんな状況。(2枚目の緑いっぱいの写真)

一応、ベンチがあったりと公園の雰囲気。
中には案内板があります。

これを見て何を思ったか、右側の正規の道(きちんとフェンスがあって階段もあるところ)ではなく、左側のけもの道をどうしても通ってみたくなり、進んでみるもどんどん道は狭くなり、岩を上ったり、片側は滑落しそうな斜面だったり、危なそうなので結局引き返しました。(ちなみにあたしの服装はスカート+革靴+日傘でした。なんか歩けそうなけもの道を見るとなんか行ってみたくなるのです。田舎者野生児、山野に放たれると突如野生の血が騒ぐのか?!)

こういう整備されていない道は行かない方が良さげです。

ここから次のポイントに向かって大通りを歩いていたのですが、そろそろ右折するはずなのに、それらしい道が見当たらなくて不安になったころ、現れたこの道。

道…道なのか?


単管で作られたフェンスっぽいなにか。

 
不安でしたが近寄ってみると案内板が出ています。

山へ続く階段がありました。

この階段を見た時、二宮の吾妻山公園の悪夢を思い出しましたが15分弱で上り坂は終了してほっとしました。
終盤の上り(特に階段)は辛いものがあります。

⑧衣笠山公園展望台

1層目が鉄筋コンクリート造、2層目が鉄骨造の屋根のない構造物と言う感じの展望台…なんですが、すっかり桜の木に覆われております。

一番高い場所に上がって見たのですが、ほぼ視界が桜に覆われておりました。
桜の木より小さい展望台。
秋以降桜が落葉した後ならば遠くまで見通せそうです。


ちなみに展望台は衣笠公園内にあるのですが、公園の表記からわかるように桜の木が沢山植わっています。

 
今はすっかり葉っぱだけになっていますが、お花見が出来る場所として有名らしいです。

が、今の時期行くともれなく毛虫が沢山います。(5/4現在)
このすぐそばにトイレがあったのですが、トイレの壁に沢山の黒い毛虫が這っていてそれはもう恐ろしい光景でした…。


↑「駅からハイキング」のマップに「忠犬タマ公」と書かれていたので「ハチ公の間違いか?誤植か?誤植なのか?」と思いましたが、ちゃんと「タマ公」がいました。

ゴール:衣笠神社

衣笠公園の駐車場と隣り合うようにある衣笠神社。

入口に謎の円柱が。
 
裏側に日付と思われる年号が。
これは…なんなのだろう。流石に車止めとかじゃないわよね。(絶対違う気がする)

ここから本来のコースだと衣笠駅に戻るのですが、車通りのある道に出たところにちょうどバス停があり、タイミングよくバスが来たので横須賀中央駅を目指します。

ちょっと寄り道して、「駅からハイキング<11>横須賀駅」で美味しかったパン屋さんに寄ってみました。


このパンたち。異様に重かったです。
でも相変わらず美味しかった。


京浜急行 横須賀中央駅から帰路に着きました。

さて今回の「駅からハイキング」。
コースの設定所要時間:約3時間10分、歩行距離:約6.5kmとなっていました。

横須賀中央駅に着いた時に活動量計を見てみると…。

おや。歩行距離がいつも以上に多くなっております。
いつもは「駅からハイキング」の歩行距離×1.5倍くらいになるのですが、今回は別の場所に出たせいか距離多めになっております。

最近気付いたのですが、いつも終わってみると距離が1.5倍になる理由。
活動量計vívosmart 4の距離算出方法は「歩数×歩幅=距離」なのですが、現在入っている歩幅が初期設定のままになっており、この初期設定値はおそらくあたしの歩幅より大きいのが原因なのではないかと睨んでいます。

近々修正してみようと思っております。

さて、修正後の「駅からハイキング」はどうなるか?

以上、「駅からハイキング」 衣笠駅編でございました。

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